四球もヒットも統計的には変わらないからセーフ
https://www.yomiuri.co.jp/sports/koshien/summer/20220721-OYT1T50187/amp/

四球は守備側にとって「流れを悪くするもの」というイメージがあるし、新聞記事でも「四球をきっかけにリズムを崩した」なんて表現をよく見かける。ただ、榊原さんが「四球」と「ヒット」でランナーを許したときの結果を調べてみたところ、意外な結果が出た。

その結果、ヒットで出塁を許した場合の失点確率は43・60%、その回の平均失点が0・877点だったのに対し、四球の場合は失点確率が43・00%、平均失点は0・869点と、ほぼ違いはなかった上に、むしろいずれも四球が下回った。結果だけ見てみると、「流れを悪くする」はずの四球の方が、失点する確率も失点した点数も少なかったのだ。