そう!!!
猿原真一は真にカルチベートされた、文学的で崇高なキャラクターなんですよ。
みなさま、忘れていたでしょう?? えぇ??

最近、タロウに青筋浮かべまくったり、タロウに事あるごとに敗北したり、タロウに鍋蓋当てられたり……
対タロウだと驚くべき速度で〝愛すべき器量のなさ〟を発揮してしまうだけで。
本質はそう、教授なんです。
たとえば桃井タロウは、誰と絡んでも桃井タロウですが
それとは違う、猿原真一の魅力。
それは絡む相手によって、そのロールも変わること。
はるか絡むときは「兄のような」「バディ的」「保護者感」
つよしと絡むときは「年上男性同盟」「指揮官的」?

そしてタロウと絡むときは「情けない」「小物」「卑屈」「ツンデレ」に……!
ああっ! 教授ごめんなさい! 冗談です! チェンジしないで!!
とにかく、関わる相手によって、形を変えるのが猿原真一。
それこそまるで雲のようで、裏を返せばつかみどころがありません。
そんなドンブラザーズの中でも一際難しい役に挑戦しているのが
別府由来くん。

そう、圧をかけてきた(語弊)〝某青い人〟です。
別府くんがこの21話にかける思いはすさまじく
かなり気合を入れて撮影に臨んでいました。
先代のサルブラザー、白井を演じる山崎裕太さんとのお芝居にも
とてもやり甲斐を感じていたようです。
山崎さんは流石ベテランの貫禄で
衣装合わせのときから、積極的に白井のキャラクター作りに取り組んでいただけまして
感謝しかございません。
サルブラザーと侍鬼、両方に声を当てていただいたのですが
こちらアフレコでの声の入れどころもバツグン!
流石という一言に尽きます。お越しいただきありがとうございました!