浜田市内の海水浴場2カ所で23日、水難事故が発生した。午後1時55分ごろ、国府海水浴場(下府町)で浜田市の男子中学生(13)があおむけで浮いているのを監視員が発見し、119番した。浜田署によると、意識不明の重体。姉ケ浜海水浴場(国分町)では20代の男女7人が沖に流されたが、全員無事だった。

 浜田署によると、中学生は家族4人で訪れ、浜辺から約30メートル、水深2~3メートルの沖合で見つかった。当時は海水浴客が大勢いたが、中学生の近くに人がいたかは不明。監視員は5人いたという。同署は溺れたとみて状況を調べている。