昨年9月のこと、米国・ユタ州のブリガムヤング大学に通うザック・マクウォーターさん(21)が、コーチでもある父が見守るなか棒高跳びの練習に励んでいた。
その様子を、父はビデオで撮影。ザックさんは勢いよく走り、ポールの反発力を利用して高く跳びあがりそのままバーを越えるはずだった。
だが素晴らしい跳躍をみせた直後、ポールの先端がザックさんの急所を直撃。あまりにも痛い目にあい、ザックさんは思わず悲鳴を上げた。

■陰嚢を直撃
急所を直撃したポールの先端は、ザックさんの陰嚢を裂きそのまま貫通してしまった。ザックさんの叫び声に驚きすぐさま駆け寄った父親はたまたま泌尿器科医で、「息子の陰嚢が裂けた」と確認するなり病院に搬送。傷の手当てと裂けた部分の縫合を終えたという。
このとき「裂けた部分を18針も縫うはめになった」というザックさんだが、幸いにも命にかかわる怪我ではなかった。