https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220725/k10013735671000.html

岡山市の中学校で健康診断をしていた医師が、女子生徒を盗撮したとして逮捕・起訴された事件で、医師の自宅から、ほかにも健康診断中に盗撮したとみられる小中学生、およそ280人分の動画が見つかったことが警察への取材で分かりました。

岡山市北区の医師、藤原大輔容疑者(47)は、去年5月、協力医として派遣された中学校で健康診断をした際に、ペン型のカメラを使って女子生徒5人の下着姿を盗撮したとして逮捕・起訴され、25日、別の小学校でも児童9人を盗撮したとして、児童ポルノ禁止法違反などの疑いで京都府警に再逮捕されました。

警察の調べに対して、医師は容疑を認めたうえで「7年ほど前から健康診断で盗撮していた。自分しか撮影できないレアな動画を収集したかった。性欲を満たすためではない」と話しているということです。

警察によりますと、医師の自宅を捜索したところ、ペン型のカメラやハードディスクなどから、これまでの事件の被害者も含めて合わせて、小中学生およそ280人分の動画が見つかったということです。

平成28年から去年にかけて撮影されていて、岡山市内の小中学校で行った6回の健康診断で盗撮したとみられるということです。