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2011年のヤクルトは9月に17勝7敗と、2位・中日ドラゴンズに3ゲーム差をつけて10年ぶりのリーグ優勝へラストスパート。2008年の阪神タイガースの独走を彷彿とさせていた。
これを受けオフィシャルスーツであるATLETA STILEは「VICTORY ROAD スペシャルスーツ」や「VロードTシャツゴールドバージョン」など、優勝グッズを早い段階で発表。また、ビールかけ会場予約のニュースが早くから入るなど、その期待からか調子に乗った言動が目立ち始める。


しかしフラグとなったのか10月*1に入ると6勝11敗の急失速で中日に逆転優勝を許しレギュラーシーズンは2位、CSでは読売ジャイアンツを退けファイナルステージ進出も、再び中日に2勝4敗（アドバンテージを含む）で返り討ちに遭ってしまった。
この一件から派生した「予約ルト」が生まれ、「Vやねん！」のヤクルトバージョンとして使われている。


ちなみに最大10ゲーム差の逆転は前述の2008年・阪神と1996年・広島東洋カープ*2に次ぐワースト3位のセ・リーグ記録である。


しかしそれから4年後の2015年にヤクルトは本家「Vやねん！」よりも早く見事リーグ優勝を果たし、VICTORYROADは風化していくことになった