金沢市四十万地区のNPO法人「みんなの畑の会」の男性会員がカブトムシの幼虫を自宅で育てたところ、体の左半分は雄、右半分は雌の個体に成長した。県ふれあい昆虫館によると、雄と雌の特徴が交じった個体は「雌雄モザイク」と呼ばれ、希少だという。NPO法人などが31日に地元で開催するイベントで展示する。

 男性会員は、畑の会が四十万町の竹林で整備する「みんなの森」から幼虫を持ち帰り、竹チップの中で育てた。7月中旬、数十匹が成虫となったうち、一匹だけ珍しい形状の個体を見つけた。雄特有の角は右寄りに伸び、体の光沢も左右で異なる。
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