28日夕方、北海道東部の標津町の住宅の敷地内で、正当な理由なく出刃包丁を所持したとして、46歳の女が逮捕されました。きっかけは、パチンコでした。

 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、標津町の46歳の清掃員の女です。
 この女は28日午後5時15分ごろ、自宅の敷地内で、業務等、正当な理由がないのに台所にあった刃渡り17センチほどの出刃包丁を所持した疑いが持たれています。
 警察によりますと、女は夫に「パチンコに行きたい、お金を」などの話をしましたが、夫に止められると口論になり、カッとなって犯行に及んだとみられています。
 夫が「妻が包丁を持って暴れている」と通報、駆け付けた警察官がその場で女を逮捕しました。
 取り調べに対して46歳の清掃員の女は「包丁を持っていたのは、間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は、女のふだんの様子も含め、引き続き調べをすすめています。