自然と戦う男西谷


大阪桐蔭が豪雨激闘勝てた理由 西谷監督「雨を嫌がったら負け」
指揮官は「甲子園は雨のなかでも試合がある。毎年、準備をしてやってきました。そういう経験が生きた」と明かす。
雨が降っても、マウンドから投げ、打席に立つ。守備にも就く。あえて足場が悪いなかで練習試合も続行した。
「雨=中止」の固定観念はなく、これも日常の野球だった。甲子園で勝ち抜くため、あらゆる状況をシミュレーションしていた。

大阪桐蔭、猛暑もなんの高知を圧倒 暑さ対策を強化、西谷監督「その準備はしてきています」
試合後、星子天真主将(3年)は涼しげに言った。「最近、練習は常に厚着でやっていた。暑いですけど、そこまで…。周りが言うほどではない」
5月下旬から6週間の強化練習を実施。西谷浩一監督(52)は「6週やったのは2018年以来。今年もかなり暑い夏になる。その準備は、してきています」と話した。
約30分のウオーミングアップで選手はグラウンドコートを着て大粒の汗を流しながら動いた。

大阪桐蔭、風速14mもなんの無失策コールド勝ち 西谷監督「そこは対策済み」
この日は風速14mの影響で処理の難しい打球が多かったが、西谷監督は「強風の日に重点的にノックをやるようにしてきました。そこも含めて野球。」と自信を見せた。