東京都港区は30日から、普段は遊泳禁止の都立お台場海浜公園を海水浴場として一般開放するイベント「お台場プラージュ」を3年ぶりに開催する。

区によると、お台場の海は晴れた日が続けば、環境省の海水浴場基準で2番目に良い「水質A」になる。近県の有名な海水浴場と同レベルだ。
一方、23区の下水管の8割は雨水管とつながる「合流式」であるため、大雨が降れば、汚水は処理されずに川へ直接流れて海に到達し、水質は悪化する。

五輪では、トライアスロンのコースを囲って汚水の流入を防ぐ「水中スクリーン」が導入され、水質基準をクリアした。
港区はこのスクリーンを今回のイベントでも設置する。
区は大雨が降れば、会場を遊泳禁止にする方針だ。

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