きのこはこんなこと言ってた模様
奈須氏:
 天真爛漫で,ちょっと年上系のお姉さん。それがもともとのアルクェイドでしたが,今作では武内のリファインによって,同年代なんだけど手の届かない存在,という方向にシフトしています。
 志貴は厭世的でアウトローだと言われますが,本質は虚無的なものです。そういう人間がアルクェイドと出会うことで,初めて自分の幸福を追い求めるようになる。志貴が「自分のため」なんて当たり前の事を許可してやれるのはアルクェイドだけにしたい。月姫をリメイクする際,そういう思いがずっと自分の中にはありました。
 今作のアルクェイドはそんな方針に加えて,とにかく武内の立ち絵が魅力的で……プロットを組んでいた時より,どんどん可愛くなってきました。もっと可愛らしく,もっと色々な側面を見せたいと欲張っていった結果が,今回のアルクェイドだと思っています。