なでしこの観客わずか901人 かつては2万人超も 集客の課題山積

日本が男女そろって優勝した7月のサッカー東アジアE―1選手権は、スタジアムに空席が目立った。昨年10月の池田太監督の就任後、国内でのお披露目となった女子の「なでしこジャパン」が優勝を決めた26日の中国戦の観客は、わずか901人だった。
19日夜の男子の日本戦と同じカシマで夕方に開いたなでしこの初戦は2221人、男子も4980人にとどまった。男女とも「国内組」が中心で、都心部から遠い会場、平日開催など複数の要素が重なったが、平日の20日にあったパリ・サンジェルマン―J1川崎戦が東京・国立競技場で改築後最多の6万4922人を集めたのとは対照的だった。

 その後、豊田に移った男子の日本戦は1万526人、1万4117人と増えたが、3試合ともカシマ開催だった女子は1051人、901人と減っていった。
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