高校入学前まで愛知県で育ち、ナゴヤ球場に足を運んだこともあった。元中日・川上憲伸氏(47)の投球を目に焼き付けるなどした思い出の場所。この日は友人などが球場に駆けつける中で地元凱旋弾を放ち、「まさか打てるとは思ってなかったので良かったです」と無邪気に笑った。

 「限られたチャンスで、しっかり結果を出してアピールしていきたい」と意気込んだドラフト7位ルーキー。高校通算18本塁打とパンチ力ある打撃に磨きをかけ、打てる捕手へと成長していく。