保護者席からスカート内にスマホ差し込む。高校野球チアで盗撮被害、ユニフォーム見直す学校も。生徒どう守れば

数年前、春のセンバツ大会に出場した際、チア部の女子生徒が盗撮被害に遭った。

同校によると、チア部員たちがアルプススタンドで応援中、保護者席に座っていた男が一人の部員のスカート内にスマートフォンを差し込んでいたという。

試合終了後、目撃者から報告を受けた学校関係者が大会本部に通報し被害届を出したが、男の行方は分からず身元も特定できなかった。

撮影された画像などは幸いネット上で拡散されなかったものの、同校は事態を重く受け止め、チア部のユニフォームの見直しを部員と保護者に提案した。

同校チア部顧問の笠松紗佐さんは、「被害に遭った次の日、その部員の顔が真っ青になっていました。『夜眠れない』と訴えるのを聞いて、これは早急に動かなければいけないと判断しました」と振り返る。

もともと同校は、下着や脇まわりの露出を防ぐため、夏の衣装もノースリーブではなく半袖を採用していた。

センバツ大会での盗撮被害を受け、スカートの下にアンダーパンツという従来のスタイルを見直した。現在は夏はスカートの下に黒いレギンス、冬はスカートではなくスキニーパンツに変更している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a22ca8e2bca4c5df75b0b7483906d92fe91f5b49