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2度目の低迷期に入ったのは2010年ごろ

そこからなんとか立ち直ったダウンタウンが2度目の低迷期に入ったのは2010年ごろだ。松本は映画監督業を始めていて、2007年に『大日本人』、2009年に『しんぼる』が公開された。その後、『さや侍』(2011年)、『R100』(2013年)と続いていくのだが、興行成績や評判は右肩下がりだった。『R100』では大森南朋、大地真央、寺島しのぶといった大物俳優を起用して大規模なPR活動も行っていたのだが、大惨敗に終わった。

2011~2012年にはNHKで『松本人志のコントMHK』というコント番組も放送されたが、全5回のレギュラー放送の視聴率はいずれも2%台だった。松本がこの時期に手がけた映画やコント番組は、いずれも世間からはいい評価を得られなかっ

2012年には『HEY!HEY!HEY!』、2013年には『爆笑大日本アカン警察』(フジテレビ系)、『リンカーン』(TBS系)が終了。テレビタレントとしてもヒット番組に恵まれず、不振が続いていた。「ダウンタウンもそろそろ限界か」というムードが漂い始めていた。

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