今春センバツ準優勝の近江(滋賀)が聖地で1勝した。今秋ドラフト候補の山田陽翔(はると)投手(3年)が初回に大会最速の148キロをマーク。聖地での登板11回の中で、自身としても最速を記録した。

 ▽ヤクルト小川GM 気持ちの強さが見えた。勝ちたいという気持ちがボールに表れている。速球と、変化球で三振が奪えるところも持ち味。

 ▽西武潮崎編成グルーブディレクター 腕の振りがいい。初対戦であのスライダーを見切るのは難しいと思う。打撃は小力がある。打球スピードが速い。

 ▽ロッテ榎スカウト部長 スライダーで三振を奪える投手。打者としては引っ張る打撃だけでなく、内角に入るボールを逆方向に打っていて、広角に打ち分けられる。投打ともに魅力で高い評価。

 ▽日本ハム大渕スカウト部長 1球、勝利にかける思いの強さが伝わってきた。ピンチでギアを上げた時の集中力がすごい。チームを背負ってプレーできる選手。
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