>>84
うれしいことがあったとき、自然と私は空を見上げます。
悲しいことがあったときも、ふと目のはしに飛び込んできた水色に心を助けてもらったりもします。
私がうれしくても、悲しくても、笑っていても、泣いていても、ぼーっとしていても、いつも空はそこにいて、干渉はしてこないけど、あたたかさで包みこんでくれています。
でも、空がなにものなのか、私にはわかりません。
どんなときも同じあたたかさで見守っていてくれるのかと思ったら、そうではないときもあります。
というのは、空は見ている人の心によって、その時の気持ちによって、まったく姿を変えてしまうと思うということです。
同じ空って二度とないのに、さらに人によってフィルターのかかり方も変わってしまうとなると、不思議な感じがします。
みんなと同じ空を見ながら、私だけの空を見ている。
なんだか空は素敵だな、と。

というわけで、サイリウムカラーは水色とオレンジで空と朝焼けの色にします