Billboard JAPAN運営が警鐘「チャート操作目的の再生では、音楽を“聴く”とは言えない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f1ca57351d582717c5317d1958fde48935da8d9

ファンダムによる数字稼ぎは、
Twitterのみならず、あらゆるプラットフォームで組織的に行われている。
例えば以前、経済誌『Forbes』がBTSの事例を取り上げていた。

そういった背景からか、アーティストやレーベル側も、
特定の楽曲の再生を促す「再生数キャンペーン」など
新たなアプローチを仕掛けるようになった。

Billboard JAPAN編集長の高嶋直子さんによれば、
その動きは、いまや総合チャートにまで影響を及ぼすようになってきたという。

「『キャンペーンによって特定のサービス内だけで再生数を伸ばしている楽曲が、
本当に社会的に浸透していると言えるのか?』という議論は、
私たち運営の間でも長く行われてきました。

チャートの係数の変更は、年間チャートの結果に影響してしまうので
基本的に年度が代わる12月にしか行いません。
しかし、2022年に関しては複数回チャートの係数を変更しています。
占有率のバランスを、従来の意図より崩している指標に関しては、
調整を施してチャートに反映しています」