昔小学校の校庭に知的障害抱えたフミオくんっていう20歳くらいの兄ちゃんがよくフラリとやってきてたんよ
ずっとコアラマーチの空き箱に綿棒詰め込んでその数をかぞえてた
子供の殺してやるなんで障害とかもよく理解してないから変な兄ちゃんとしか認識せずに、時々話しかけたりしてた
20年経って実家に帰って車運転してたら20年前と変わらず綿棒をかぞえてるフミオくんの姿を見かけた
こっちは20年の間に中学高校大学出て就職して結婚もしたのにフミオくんの時間は止まったままなんやと思うとやるせなくなった
ある意味怖い話