中川が宇宙に興味を持ったきっかけは、幼い頃、祖父と歩いている時に木星が光り輝くのを見たことだという。その後、宇宙図鑑を買ってもらい、「木星のしましまボディーと、水素、ヘリウム、メタンと、おならのような成分でできているところ。超巨大なところ…。なんて格好いい」と思いが高まったのだとか。

 そんな宇宙好きが高じた中川。小学5年の夏休みには自由研究でオリジナルの宇宙図鑑を作った。出身地の東京都中野区で表彰されたそうで、「その時に熱中した『宇宙、大好き!』っていう加速した気持ちが、今このステージに立っている自分につながっています」。

 子どもたちに向け「大好きをいっぱい見つけてほしい。いろいろな角度から攻められる宇宙はお薦めです」と語った。