1998年に38年ぶりの優勝、日本一を飾った横浜ベイスターズだが、それは“突然変異”の優勝ではなかった。前年の97年も快進撃を見せ、2位。しかも7月13勝5敗、8月20勝6敗の驚異的な追い上げで、首位・ヤクルトと最大14ゲーム差を一時は2.5ゲームまで縮め、そのまま奇跡の逆転優勝かとも思われた。