筆者辛辣で草

筆者は思わずその顔を見返したが、選手や親の中にはそれで納得する人もいるのだ。いかにも日本らしい風景だと思う。

 ある男性は、面識がない筆者にわざわざ連絡をしてきて「僕は高校でも大学でも1試合も出ていませんが、ずっと野球部で仲間のために頑張った。おかげで社会人野球に進むことができたし、引退後は一流企業のサラリーマンにもなれた。だから、後悔は一つもありません」と言った。

『 この人にとっては野球はスポーツではなく、処世術だったということになろうか。』