井上一樹帰ってくるみたいやで
良かったな



井上ヘッドは現役、1軍コーチ、2軍監督と中日一筋だったが2019年オフ、若手時代の兄貴分だった矢野監督に呼ばれて阪神の1軍打撃コーチに入閣。昨年からはヘッドコーチに昇格して指導にあたっていた。

「高卒のたたき上げでのし上がった人なので、基本的には精神論を唱えます。一方で明るく立ち振る舞うことに長けているので、現場の雰囲気は良くなったともっぱらです」(球団OB)

 そんな井上ヘッドには矢野監督ともう1人、頭が上がらない球界OBがいる。中日の立浪和義監督だ。

「解説者時代は『立浪のかばん持ち』と周りに揶揄されるほど仲が良かった。立浪政権がもう少し早ければ間違いなく入閣したでしょうね。立浪監督も『一樹を早く入れたい』といまだに熱望しており、早ければ今オフにも阪神を退団、中日に『横滑り』する可能性がある。今シーズン当初は下位に低迷し『一樹をすぐに呼ぶのは厳しい』と周りは見ていましたが、Aクラスで終われば、阪神の選手データをそのまま持って電撃入閣もあり得る」(中日関係者)

 矢野監督同様、井上ヘッドにとっても「Aクラス」の看板は大きいようだ。

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