・12歳の頼家が初めて鹿を射ると、喜んだ頼朝が政子に報告の使いを送ったが、政子は武将の嫡子なら当たり前の事であると使者を追い返す

・武家の棟梁になったばかりで立場が安定していない頼家が周囲と対立すると、火に油を注ぐ対応をして権威を失墜させる

・重病になった頼家が出家して一幡に全てを譲ろうと決意したことを知った時政が政子と共謀して比企一族を皆殺しにし、5歳の子供である一幡をも抹殺しようとしたが失敗

・回復した頼家がこれを聞いて激怒し、太刀を手に立ち上がったが、政子に体を押さえ付けられ修禅寺に押し込められる

・入浴中に北条一族の兵に襲撃され首を絞められながら股間を切られて殺害され、一幡も殺害される

・美人で温厚な亀の前が頼朝に気に入られ伏見広綱の家に住んで愛し合う。それを知った政子が御家人に命じて家を破壊させ亀の前は命からがら逃亡。その後亀の前は小さい家に移され変わらず頼朝の寵愛を受け、怒り狂った政子が伏見広綱を永久追放させる

・頼朝の命令で藤内光澄が義高を殺害すると、娘の大姫が病んで病床に伏した事に激怒し、頼朝の反対を押し切り処刑させる

・義経の愛人である静御前が捕らえられた際、舞をおねだりして嫌がる静御前に執拗に要請し無理矢理踊らせる

・義経を慕う歌を披露した静御前に頼朝が激怒するものの、流人時代の頼朝との馴れ初めを語り静御前をとりなす

・頼朝が討たれたと誤報が入った際、それがしが控えているから大丈夫ですと言った範頼を謀反扱いして抹殺に追い込む

・父親の時政が実朝を廃して朝雅を擁立しようとすると、弟の義時と連携して伊豆に追放し、朝雅を抹殺させる

・義時と一緒に和田義盛に執拗な嫌がらせを行い、挙兵に追い込み和田一族を滅亡させる

・後鳥羽上皇が義時を排除する為に挙兵すると、討幕が目的で鎌倉を滅ぼそうとしているとすり替えた演説を行い武士達の動揺を収める。その後守りを主張する泰時を押し切り京に攻め込む事を決定し、幕府軍が京を制圧した後、寺社や京方の公家に放火して略奪や暴行を行い、上皇も島流しに追い込む

・義時が死んだ際自らの影響力低下を恐れ、義時の妻の伊賀の方の実家である伊賀氏を潰す為に陰謀を捏造するも、泰村に見抜かれて伊賀氏は軽い罪で済まされ、自らも一年後に69歳で死亡


こいつを聖人路線にして政治にほとんど関わってなかった事にするのいくらなんでも無理ありすぎやろ…