昨オフに就任した落合博満ゼネラルマネジャー(GM=60)は7月の都市対抗野球をはじめ、社会人野球の地方大会にも直々に視察に訪れ、入念にチェック。球団関係者は「状況に応じた打撃や守備ができる選手」と話し、ともに即戦力の遊撃手として期待している。

 左打者の遠藤は、中日が駒場学園時代から指名リストに挙げてきた選手。社会人4年目の今季は日本代表入りしアジア大会(韓国)にも出場した。一方、右打者の阿部は明大時代、野村(広島)、島内(楽天)と同期の入社3年目。今夏都市対抗では初戦のJR西日本戦でサヨナラ打を放つなど、課題の打力もレベルアップし、落合GMの目に留まったようだ。ともに遊撃守備に定評があり、経験の豊富さも魅力。また、将来的な「ポスト荒木」として、内野陣をけん引できる逸材だ。

らしいよ