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チームスタッフの一人は「打撃は2人とも本当に頼もしい。それこそ、打撃の貢献度は最近の助っ人ではいないぐらい」と感謝しつつ「ただ、どうしても守備のほうがね…。ヒットが二塁打になったり、普通なら三塁でストップのところが『GO』で点を取られたり。その分、毎試合ホームランでも打って取り返してくれればいいけど、そんなにうまくはいかない。やっぱり投手陣は苦しかったみたい。ライトとレフトの両翼に不安があると、なかなか安心して投球できない。そういうこともあって使い方を変えたようだ」と明かした。

 両助っ人の打撃成績はウォーカーが打率2割7分2厘、19本塁打、44打点でポランコは同2割4分9厘、18本塁打、44打点。攻撃面では大きな戦力となっている一方、2人とも課題の送球が上達したとはいえ〝一線級〟とは言い難い。

 前半戦は打力重視でウォーカーを左翼、ポランコを右翼でスタメン起用し続けたが、後半戦から守備位置を左翼だけに限定。相手先発が右投手の場合は左打者のポランコがスタメン出場し、ウォーカーは代打待機となり、左投手ならその逆という具合だ。攻撃力を極力残しながら外野の守備力を上げ、防げる失点を最小限に抑えたい――。原監督ら首脳陣の間で、そうした総合的な計算が働いたという見立てだ。

 ただでさえ孤独なマウンドに立つ投手陣にとって、不安は一つでも少ないほうが投球面で追い風となる。DeNAとの上位対決に向け「先発ピッチャーが頑張り、粘って粘って1点でも上回る。そういう野球をしたい」と語っていた原監督。後半戦から導入した〝新布陣〟でどこまでチームを浮上させられるか。


https://news.yahoo.co.jp/articles/fed346f5e95c7bee1377b1f8d1adec95be8a6c63

東スポが記事出しとったな