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 瀬戸さんは小学1年の頃に野球を始め、投手や内野手で活躍。中学時代からチームメートの市橋昂士二塁手は「明るい性格で、チームの中心だった」という。

 愛工大名電に進学し、今春の東海大会では外野手で背番号20を勝ち取った。しかし、6月、自宅で倒れているのが見つかり亡くなった。心不全による突然の死だった。

 3年生が集まったミーティングでは全員が泣いて落ち込んだ。それでも、「あいつのためにも甲子園に行こう」と市橋選手の発案で瀬戸さんの写真をみんなで持つことを決めた。
写真の裏には、瀬戸さんが練習をやり抜くためによく口にした、「ここで辞めないで鬼のメンタルでやりきる」という言葉から「鬼メンタ」と書いた。