オーラの泉批判はこんな感じやった

「テレ朝の言い分は、『江原がやっていることは、宗教でも占いでもない』なのですが、これはまったくの詭弁ですよ。我々の申し入れを受けて、4月21日放送分より、『「前世」、「守護霊」は現在の科学で証明されたものではありません。人生をよりよく生きる、ひとつのヒントです』というテロップが番組の最後に表示されるようになりましたが、是正措置はこれのみです」

 テレビ局にとってご都合主義ともいえる、こうした言い分がまかり通っているのも、民放連がその機能をほとんど果たしておらず、事実上、番組作りが各局の自主的な判断に任せられているからだと、紀藤弁護士は言う。

「本来、テレビ局は『報道機関』であり、たとえバラエティ番組でも、取材に基づかない内容は放送してはいけないはず。視聴率が取れるからといって『あなたの前世はヨーロッパの騎士』だの、検証不可能かつ有意性のないことを断定的に報じるべきではありません。今のテレビ局は、“報道機関の仮面をかぶった、バラエティ集団”ですよ。報道機関のふりをして、視聴者を信用させすぎる。現にその悪影響は出ており、霊感番組の世界観を利用した、悪徳な霊感商法の被害が増加しています。統一教会に至っては、勧誘の際、教団の名を隠して各地のビデオセンターに誘いだし、ゲストを教化するために『天国からの手紙』などの録画を使用しているんです」(同)

https://www.cyzo.com/2007/09/post_16_entry.html