仙台育英の完全データ野球が正しいことが証明されたな
3年優遇とかはやめて球速、スイングスピード、タイムとかを全部数値化してそれでメンバー決めてるんやで
これから真似するとこどんどん増えるやろ

それぞれの測定項目には最低限必要とされる指標が示され、選手にとっても目指すべき数値が具体的にわかる。たとえば二盗は、決められたリード幅(左足が一塁から365センチの地点)からスタートし、3秒30が最低ライン。球速は全員がマウンドから投球し、野手でも130キロ以上が求められる。
 また測定結果や実戦のデータ、評価基準は選手を通して保護者にも届く。須江監督は「選手選考のあいまいさを取り除いて、情報をオープンにする。説明責任を果たす意味でも数値を示すことは重要だと思う」と話す。

打率や安打数、防御率や奪三振数のほか、打者のOPS(出塁率+長打率)や投手のストライク率など高校野球では珍しい細かい項目までぎっしり。
 別のページには、年4回行う測定会で集められたスイングスピードや打球速度、球速や一塁まで駆け抜けるタイムなど、個々の基礎能力が記されており、成長具合やチーム内順位が一目でわかるようになっていた。

データ分析は「日本一激しい」と言われるレギュラー争いの選考基準となる。1次選考では、身体能力の測定と守備力のチェックが行われる。通過するのは全体の半数の25~30人。2次選考では紅白戦が行われ、野手は打率のほかに長打率や出塁率、投手はどれだけ安打を許したかを示す被打率やストライク率などが見られる。