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ヤクルトは村上宗隆が現在三冠王。平成唯一の三冠王・松中信彦と比較されることも多いが、
リーグ平均レベルの打者と比較してどれだけ得点を積み上げたかの評価wRAA(weighted Runs Above Average)ではここまで69.0。
30試合以上を残しながら、すでに2004年の松中(69.2)を捉えている。
6連勝と波に乗るDeNAは二塁の牧秀悟が絶好調。
セの二塁手は一時混戦となっていたが、シーズン当初同様、牧が守るDeNAが突出するかたちとなってきた。

阪神は右翼の佐藤輝明に注目。長打力に注目されがちだが、今季は出塁面も向上。
出塁率は昨季の.284から.322にまで大幅にアップしている。

広島は16日から菊池涼介、小園海斗、野間峻祥など、主力を含む複数名が新型コロナウイルス感染により離脱。
チームの攻撃力低下は免れない。

読売は右翼の攻撃力が5月22日時点で6.0とリーグトップを記録していた。
しかし現在はリーグワーストのポジションに落ち込んでいる。

中日は8月上旬から二塁に若手の石垣雅海を抜てき。
先週の打率/出塁率/長打率は.444/.444/.778を記録。
その結果、中日の二塁の攻撃力は8月14日時点の-6.7から-4.1に回復している。