中日の仙台育英OBの梅津晃大投手、郡司裕也捕手が22日、母校の甲子園初制覇に祝福コメントを寄せた。

 梅津は小学6年生の時に、仙台育英秀光中等教育学校で監督を務めていた須江航氏(現仙台育英監督)に誘われ、入学を決意。恩師が成し遂げた快挙に喜びもひとしおだ。

 「中学生の頃から知っている監督ですし、すごくうれしいです。満塁本塁打を打った岩崎選手がここまで色々苦労して頑張っているのも知っていて応援していたので、とても感動しました。3年間の猛練習に耐えた選手たちが監督の理想に応え、成果を出せたのだと思います。後輩たちには『お疲れ様』『優勝おめでとうございます』と伝えたいです」

 自身はトミー・ジョン手術を受け、リハビリ中だが、復活に向け、大きな刺激になるはずだ。

 15年夏の決勝で、小笠原慎之介(現中日)を擁する東海大相模(神奈川)に敗れた郡司も、喜びを隠せなかった。

 「まず、後輩たちに素直におめでとうと伝えたいです。誇りに思うと共に、7年前に僕らが達成できなかった東北勢初優勝を果たしてくれたことに感謝しています。これで少しは現在同僚の小笠原慎之介への雪辱が果たせたと勝手に思っています。後輩たちからは大きな刺激を受けました。僕自身、結果を出せるように頑張ります」

 この日、出場選手登録を抹消されたが、残りシーズンでリベンジの機会は残っている。後輩たちの快挙をエネルギーに変える。

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