0728それでも動く名無し
2022/08/23(火) 00:09:40.65ID:syAVNL4o0山田が右肘痛で登板を回避したその後の秋の公式戦でも、マウンドに上がるとブルペン投球から様変わりしてしまう精神面の弱さを露呈し、近畿大会後には多賀監督から呼び出された。
「お前が3本目の柱になる投手だったら(夏の)優勝もあったかもしれない。分かるか? 俺はお前を甲子園で投げさせられなかった」
厳しい言葉をかけられた約1時間の個人会談。後半は大粒の涙を流しっぱなしだったという。このときのことを星野に尋ねると、ひと幕を教えてくれた。
「監督さんも、泣いてくださったんですよ」
膝を突き合わせて話したのも、指揮官の「『急成長』してほしい。特に星野には山田の勝負にかける闘争心を身につけてほしい」という期待ゆえであり、左腕もそれを理解している。
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