●外人騎手「日本のファンは競馬を馬券ではなくスポーツで見てくれる」
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27、28日、札幌競馬場を舞台に世界の名手が腕を競うワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が開催される。フランスから参戦するのが今回初来日、JRA初騎乗となる女性騎手コラリー・パコー(23)だ。20日現在32勝を挙げてフランスリーディング24位に健闘している彼女にシリーズ参戦の意気込みを聞いた。(取材・平松 さとし)
――19年に全仏の女性騎手1位。現在も好成績。幼いころから馬に乗っていた?
「小さいころから馬は好きで、7歳でポニーに乗ったのが最初でした。初めは少し怖かったけど、今ではラブです」
――騎手を目指したのはいつ?
「競馬学校に入学したのが14歳でした。その少し前に決心しました。競うことも好きだったので、決断できました」 ――日本の騎手について。
「ユタカ(武豊)さんはフランスでも有名です。私はルジェ厩舎で乗っているのですが、ユタカさんはうちの厩舎のソフトライトで凱旋門賞に出てもらったこともあります。彼が素晴らしいジョッキーであることは私も知っています」
――サウジアラビアで武豊騎手と会った。
「はい。ただ、ゆっくり話したことはないので、WASJで会えるのを楽しみにしています」
――外国は他にどこで乗った?
「フランス以外ではサウジアラビアとドイツ。日本は3カ国目の海外騎乗です」
――日本についての情報は?
「ルジェ厩舎にはクリスチャン・デムーロがいるので話を聞いています。ファンが温かくて最高だと聞きました」
――日本競馬について。
「ジョッキーは皆、フェアで上手だと聞きました。札幌が乗りやすくて美しい競馬場というのは仲の良いミカエル・ミシェルから聞きました」 ――セールスポイント。
「コース取りはできる限り無駄のないように心がけています。日本の馬場は初めてだけど、インやアウトのコースの良しあしを見極めるのも上手な方だと思うので、そのあたりを強みにして乗りたいです」
――キーンランドCにも騎乗予定。
「グッドニュースです。依頼してくださる関係者の期待に応えられるように一生懸命、乗ります」
――意気込みを。
「フランスからはテオ(バシュロ)も行くのですが、彼も日本に行くのは初めて。2人で“日本で乗るのが待ち切れない”と話しています。彼に負けないようにして、何とか一つは勝ちたい」
――ファンにひと言。
「日本の皆さんは競馬を、馬券とは関係なくスポーツとして見てくれると聞きました。そんな素晴らしい皆さんの前で乗れるのを私も楽しみにしています。応援よろしくお願いします!!」 「ユタカさんはフランスでも有名です」
ホワイトマズルかあ… ドラマとして見てる時はあるやろ
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