米大リーグ機構は24日(日本時間25日)、2023年の日程を発表。3月30日(同31日)に、1968年以来となる全チーム同時開幕でスタートする。

 注目されるのが違うリーグとの対戦の大幅増加だ。今季までは通常6カードで20試合だったのが来季は全カードと対戦し計46試合を戦う。一方、必然的に同一地区との対戦がこれまで19試合から13試合と大幅に減少させ、計52試合。同一リーグ他地区の試合はこれまでと同じく6または7試合を合計64試合となるという。

 大谷翔平投手所属のエンゼルスにたとえればアストロズやマリナーズ戦が減り、ナ・リーグ全球団と対戦することになる。

 4、5年に1度だったインターリーグが毎年行われるようになって新鮮味が無くなるのではという懸念もあったが、毎年のように新機軸を打ち出すメジャーリーグのパワフルぶりには驚かされる。

 なおオールスター戦は7月11日(同12日)、シアイトルのTモバイル・パークで開催される。