大ヒットした実写版進撃の巨人にめちゃくちゃ出たかったのに事務所に止められたんや

このころ能年は、
事務所に対して他にも首を傾げる要求をしていた。
その一つが、映画『進撃の巨人』への出演である。
文春の記事では、事務所が〈オファーを断った〉とされているが、
真相はだいぶ違うようだ。

実は、事務所へのオファーが入る前に、
能年は知人を介して同映画の監督と接触していた。
芸能界では事務所の頭越しの交渉は絶対のタブーであり、
話は白紙になった。

それを知った能年は事務所側に、
“監督とはたまたま会っただけ。悔しすぎて死にそう”
“私以外の誰かがやると考えると、もう気が狂いそう”
などと極めて不穏当な言葉を並べて
「出演したい」と強く訴え続けた。
さらには“出演させてもらうために土下座しに行きたい”
という常軌を逸したメールまでX女史に送っていたという。

そして2014年2月になると、
能年は突然、「事務所を辞めたい」と言い始めた。