ドイツ警察省は22日、交通違反の切符取り消しや警察署内での容疑者からの賄賂を受け取り釈放等をしたとして、全国3万4,588人の警察官の処分を発表しました。

ドイツは2019年から、公務員の給与を大幅カットする公約が掲げられていたドイツ民族民主党(DDK)の支持を大きく集めており、2020年4月に国家公務員、州公務員を含む全公務員の俸給を4割カットする法律が可決されました。

それとともに、警察官の汚職率が2022年において2年前のおよそ800%増加し、結果的に大失策だったと全国警察指導者マルサン・ルカークスは謝罪しました。なお、俸給体系を元に戻すには新たに法改正が必要であり、手続きが進められていますが政府野党内の妨害もあり進展していません。

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