真っすぐな視線で問われた。
ちびっ子から「なんであんなにエラーが多いんですか?」とド直球質問を投げ込まれた矢野監督だったが、
どこまでも前向きに、守乱を克服すると誓った。

「この秋の練習は、午前中ずっと守備をやりました。
コーチもいろんなアイデアを持って、緊張感を持って、いろんなことをやっているんです」

 子どもたちからは、さらに「試合のときを思いながら集中して練習した方がいい」
「内野のコーチを増やした方がいい」など提案されたが、
将は「一番やりたいのは、エラーした後、怖がって後ろに下がるとか一歩前に出ないということを(しない)。
僕らが『挑戦してこい!』と言うこと」ときっぱり。
挑戦し続けることの大切さを、虎の失策撲滅を通して、子どもたちに示すつもりだ。

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