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そもそもこの「国葬」、旧統一教会問題が取りざたされるようになる前から
昭恵夫人は “難色” を示していたという。7月、永田町関係者は本誌記者にこう教えてくれている。

「死去の直後から、内閣や自民党幹部がすぐさま『安倍元首相を国葬に』と口にし始めましたが
その際に昭恵夫人の意志を確認していなかったようです。
『妻である私に聞く前に勝手に国葬と言いだすなんて』という思いがあるのでしょう。
実際に安倍家側からは国葬辞退の意向も出ているそうです」

安倍家に詳しい政治ジャーナリスト・野上忠興氏も、こう語っていた。

「昭恵夫人一人が主導して辞退しようとしているわけではなく
国葬には “安倍家” 自体が難色を示しているのです。このままの形で実施されたとしても
式典で脚光を浴びるのが、安倍元首相と敵対していた岸田首相や
地元・山口でのライバルである林芳正外相になるのでは……という危惧があるんです。
『そんな形で “非業の死” を利用されるくらいなら』ということですよ」

費用はかさみ、昭恵夫人の意思は無視。強硬に開催の姿勢を見せるわりには
弔意表明の要請にも二の足を踏んでいる……そんなに “迷走” するなら、いったい誰のための国葬なのだろうかーー。