「幸せになれると思って金払ってるからええやんw自己責任やんw」とか言ってるやつは統一教会がどう言うことやってるか知らんのかいな
判決で認定されただけでこれやで↓

2本件についてこれをみるに、前記認定事実によれば、津藤らは、被告の教義の伝道の過程において原告に献金を求めたと認められ、このような献金の勧誘の目的自体には違法とすべき点はないものの、
同時に、被告の信者組織の横浜地区における献金目標を達成することを意図し、予め周到に原告の資産や、原告の家系について聞き出し、肉親を次々に亡くし、長男との関係に悩みをもつ原告の心情的な弱点を把握した上で、
餅田において、原告の相談に乗るなどして信頼関係を築き、霊能力の高い者として津藤を原告に引き合わせ、横浜フォーラムにおいて、津藤から、原告に対し、原告の祖父母、両親、実兄の死亡の原因が先祖の因縁によるもので、その害悪が子供の早死や絶家をもたらす運命にあり、これを救うためには献金しなければならないと説き、
原告が知人から助言を得て被告から遠ざかると、津藤らは、被告の真実を見極めるよう原告を説得して横浜フォーラムに通わせ、平成三年一二月二九日、原告の実家の丙川家の先祖解放祭を行い、幼少時に覚えた歌を共に歌うなどして気分を高揚させた上で二一〇〇万円の献金を原告に承諾させ、
同月三一日、預金を引き出させて右同額を献金させ、更に、同四年二月二八日、二一〇万円を同様に献金させ、八〇〇万円を被告に貸し付けさせた。
 原告の献金に至るまでの津藤らの行動は、肉親を多く失った原因が先祖の罪にあり、それが長男にも及ぶかのように説いて原告を畏怖させて精神的に落ち込ませ、絶家する原告の家系の運命を免れるためにはすべてを神に捧げることを要すると原告に思いこませ、
一方では、先祖解放祭を実施して気分を高揚させ、献金を決意させたというもので、さながら、原告の心を自在に操っているかのようであり、
その結果、原告が前記認定の多額の献金をするに至ったと認められ、金銭を出損しなければ最愛の肉親の身に重大な害が生じると伝えて献金名下に本件におけるような多額の金銭を得ることは、社会的に到底是認しうるものではなく、不法行為を構成する。