DeNA・三嶋一輝「胸椎黄色じん帯骨化切除術」で今季絶望 国指定の難病 過去に星野仙一さんら発症

DeNAは30日、三嶋一輝投手(32)が国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」と診断され、29日に東京都内の病院で「胸椎黄色じん帯骨化切除術」を受け、無事に終了したことを発表。今後はリハビリに努める。全治は不明だが、今季中の復帰は絶望とみられる。

右腕は球団を通じて「悩みに悩んだ結果、手術することを決断いたしました。自分を信じて、前を向いて、前よりももっと強くなって帰ってきます!」とコメントした。

三嶋は今季、セットアッパーとしてスタートするも5月8日に右肩の張りを訴え、登録抹消。その後はイースタン・リーグで11試合に登板したが1軍復帰は果たせず。今季は13試合で2勝2敗、1セーブ、防御率2・84に終わった。昨オフには価格変動制の3年契約を球団と結んでいる。

「黄色じん帯骨化症」は国指定の難病で、過去には楽天監督時代の故・星野仙一さんや現役選手では南昌輝(ロッテ)、大隣憲司(ソフトバンク→ロッテ)、越智大祐(巨人)らも発症し、手術を受けている。