経済安定基金の運用益79億+国からの財政支援48億円で黒字っぽくしてみました


本業の赤字を穴埋めするための経営安定基金の運用益は79億円。前年同期は業績悪化を受けた運転資金確保のため、
保有する一部の債券などを売却して196億円を計上したが、大幅に縮小した。
この結果、事業活動のもうけを示す経常損益は前年同期の34億円の黒字から、27億円の赤字に転じた。

ただ国からの財政支援が48億円あり、純損益は黒字を確保。
赤字体質の改善は依然厳しく、JRは23年3月期の純損益が226億円の赤字になるとの業績予想を維持している。
JR単体の22年4~6月期決算は、営業収益が161億円(前年同期は117億円)、営業損益が138億円の赤字(同179億円の赤字)、
純損益が7億円の黒字(同83億円の黒字)だった。