ウクライナ南部「オデッサ」世界遺産に申請 19世紀の建造物、砲撃で破損
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は30日、ウクライナ政府が港湾都市オデッサの歴史地区を世界遺産として登録申請すると発表した。オデッサはロシアの攻撃を受けており、ユネスコは文化財の保護を支援するとしている。

発表は、ユネスコのアズレ事務局長が、ウクライナのトカチェンコ文化情報相とパリで会談した後に行われた。オデッサでは7月、19世紀に建造された国立美術館の屋根が砲撃で破損されている。

世界遺産登録の是非を決める世界遺産委員会は今年6月、ロシアで行われるはずだったが、米欧が開催に反発し、期日を定めないまま延期となっている。