琵琶湖へ身投げ寸前の10代、近江大橋を通りかかった23歳が腕つかみ「戻りましょ」と説得
8/31(水) 11:43
 滋賀県草津市の近江大橋から投身自殺を図ろうとする男性を発見し、命を救ったとして、草津署は25日、大津市坂本、アルバイト店員若野広大さん(23)と同市仰木の里、釣り具店員児玉博志さん(23)に感謝状を贈った。
 2人は7月22日午前0時40分頃、車で草津から大津方面へ橋を渡って帰宅中、10歳代男性が欄干を乗り越え車道側を向いているのに気づいた。
 若野さんが車を降り、男性の腕をつかんで「戻りましょ」と説得。男性は「ごめんなさい」と言い、戻ってきたという。琵琶湖へ身を投げる寸前で助けられた男性は、家族の110番で駆けつけた同署員に引き渡された。
 2人は県立瀬田工業高の同級生で親友。川口豊署長から感謝状を受け取った若野さんは「あり得ない場所での人影に違和感を抱き、『飛び降りかも』と思った。助けられてよかった」と振り返り、児玉さんも「違和感で終わらせず、すぐ行動する性格が幸いした」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/42dea2b739769d2dc295bd1c3170813e40c5ff88