https://full-count.jp/2021/07/22/post1112044/

元DeNA投手の寺田光輝さんが、東海大医学部医学科の編入試験に合格した。例年240人ほどが受験して合格者はわずか15人。
 難関試験を猛勉強で突破した。試験科目は英語と適性試験。受験勉強を始めた昨年、大学入試センター試験・英語の過去問の正答率は6、7割ほどだった。「東海大の編入試験は、センター試験の英語で満点レベルにしないと勝負にならないと言われました。このままではやばいと。昨年10月から追い込みました。1日最低5時間は勉強しました」。地元の草野球チームへの参加も昨年末からストップ。受験勉強の時間にあてた。

実家は父は開業医。祖父、叔父らも医師の家系だった。受験を決意した際、スポーツ報知の取材に「長男だけど『医者になれ』と言われたことはない。ずっと野球をさせてもらった。恩返しじゃないけど(医師になることで)少なからず喜んでくれる人がいる。僕はけがが多かった。地元で野球少年に何かできたらいいなという思いもある」と語っていた。そして1年半の猛勉強を経て、今年6月末に1次試験を受験していた。

 スポーツ界から医師を目指す例として、元ラグビー日本代表・福岡堅樹さんや、柔道女子78キロ超級で18年世界選手権金メダルの朝比奈沙羅さんがいる。