果たして、日本ハムのドラフト戦略は変わるのだろうか?

 甲子園で開催されていた全国高校野球選手権の閉幕後に行われたスカウト会議で、興味深い話を聞いた。例年、1位には「その年で最も評価した選手」を指名してきた日本ハム。時には、あっと驚く指名で球界を騒然とさせたこともあったが、この方針は今年も変わらない。ただ、現場のスカウトの心情には若干の変化があるようで…。

 原因は、来年3月に北海道北広島市に開場予定の新球場「エスコンフィールド北海道」だ。開閉式屋根を備えたこの天然芝球場は、ファウルゾーンが狭く打者有利とされている。さらに、左中間に比べて右中間が狭い非対称。特に、打球を引っ張るスラッガータイプの左打者にとっては、追い風となる。稲葉ゼネラルマネジャーは「左打者の方が確かに狭くて(打球が)入りやすい形。中距離でも入るというところから、スカウトの方々も新球場を想像して考えながら選手を見ていると思う」と話す。

 決して「新球場ありき」で指名候補が大きく変わるわけではないだろうが、迷った時の判断材料にはなりそうだ。スカウト陣の目が偏らないよう、あえて指示を出すことはないという大渕スカウト部長だが「守りや足を中心に見て『札幌ドームが広いから』という言い方をしていたけれど(来年からは)そうではなくなる。それは、各スカウトの頭の中にはあると思う。(候補選手の)推し方が、少し変わってきている気はします」と、微妙な変化を感じ取っているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75957bc6673d378b4661ca68c9709b497dd4e68b

ハムはエスコン向きの選手になるかもしれんのか
当たり前かもしれないけど