社会問題として取り上げられることも多くなった昨今でも、SNS上での誹謗中傷による被害は一向に無くなる気配を見せない。記者が担当する阪神球団でも、先日に青柳が被害を訴えた。本人のみならず、母親への殺害をほのめかす見るに堪えない内容だった。

コメント欄を封鎖するなど、他者からの反応に目を通さないようにする機能もあるが、青柳には強い理念がある。「攻撃をしたがる人もSNSにはいますけど、一を否定することによって全部を否定すると、温かいコメントも入ってこないですし。僕自身落ち込んだときに、全く面識のない人からのコメントで励まされることもある。ありがたいコメントが9あるとしたらその9を受け取って、残りの1を僕の中で排除すればいいかなと。僕は別に残りの1を全く気にしないタイプなので」