ノウミサンのファンレター怖くて草

 翌06年からの3年間、2軍でも先発、中継ぎ、抑えを転々としたが、1軍で結果が出せない日々。クビを覚悟していた時代だ。1枚のハガキが届いたのは、そんなころだった。

 「もう、辞めてください。あなたの顔も見たくないです」

 真っ白のスペースに書かれていたのは、たった2行の文章。温かな声と拍手だけが、応援じゃないと知った。「頑張ろうと思えたよ」。