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いっくんのおかんの半生
・獣医の父&騎手の弟の仕事の繋がりで知り合った騎手と結婚する
・夫、天才騎手として一時代(9年連続全国リーディング、当時の中央競馬年間最多勝記録更新など)を築く
・夫との間に一男一女をもうけ順風満帆な生活を送る
・夫、落馬して意識不明の重体になる
・夫、その後一命をとりとめるも後遺症で騎手引退、一生介護が必要な体になる
・なのに息子が隣の家のお兄さんに憧れて騎手になりたいとか言い始める
・息子、競馬学校の入試直前に骨折して実技試験を受けられず、不合格になる
・息子、普通高校に入るも中退し1年遅れで競馬学校に入学する
・息子、無事に競馬学校を卒業し騎手になるも落馬して腎臓を片方摘出する
・息子と同時期に弟も落馬事故で大怪我、後遺症で復帰できずに引退する
・息子、なのに引退しない
・息子、その後も活躍し夫の通算勝利数を越え名実ともにトップジョッキーになる
・毎年滋賀からはるばる車イスの夫を連れて息子の出る日本ダービーを観戦に来るも全然勝てない
・夫、年齢的なこともあり現地観戦が難しくなり近年は夫婦で自宅でひっそりと応援する
・息子、19回目の挑戦でついに夫が勝てなかったダービーに勝つ
・息子、牡馬クラシック三冠を一頭の馬で全て制し歴史に名を残す