>>330
「世界の故事・名言・ことわざ」(江川 卓外著/自由国民社/2006)により、「知らしむべからず、由らしむべし」として「論語」の泰伯編中の文句とあります。一般的解釈は、「人民大衆というものは、政府の政策に盲目的に従わせておけばよいので、彼らには何も知らせてはならない」とのこと。
「全釈漢文大系1論語」(平岡武夫著/集英社/1980)によると「子曰く、民は之に由らしむ可し、之を知らしむ可からず」とあり、「民は政治に頼るもの、政治を知るものではない」の意味。

時代によって意味合いが変わる言葉なんやねぇ