間垣「何だあの相撲は!」
川副「スンマセン…」
間垣「あんな相撲して今まで何やってたんだお前は!」
川副「スンマセン…」
間垣「ここはな、相手がどうのこうの言い訳できる世界じゃねえんだ!」
川副「…」
間垣「なんだその目は!なんか言いたいなら言ってみろ!」
川副「大関ッスよ相手。自分それといきなり当たったんスから」
間垣「何ィ!じゃ見してやろうじゃねえかちょっと来い!」

間垣「邪魔するで!」
朝赤龍「え、何」
間垣「あー、おったな。ちょっと悪いけどそこでいいから。ちょい立って」
朝乃山「エ…何スカ」
間垣「すぐ終わるから。まずこうやって立ち合い!」ドシッ
間垣「そしたら胸合わせて、下手で廻し来るからこうやって腰使ってそれ切る!」ビュッ
間垣「切りながら上手取ってるから、あとは斜めに寄って、終わり!」ドンッ
(転がる朝乃山)
間垣「川副ちゃんと見てた?」
川副「ウス…」
間垣「お前十両上がったらどんどん会うんだぞ元幕内力士と。三役経験者とかもな
いちいち向こうの最高位気にしてたら相撲できないからな。並んだ奴は全員勝たなきゃいけないの。それが"気持ちで負けない"ってやつなの」
川副「ウス…」
間垣「じゃ帰るからな」
川副「ウス…」
間垣「腹減ったな。ラーメン食ってくか」